趣味

2009.12.21

クリスマス・ショートショート 〜聖夜の贈り物

こんにちは井之上喬です。
皆さんいかがお過ごしですか?

今年もクリスマスがやってきました。世界中がツリーを飾り、イルミネーションが家々や街路そしてお店に、美しく光輝いています。

クリスマスは2000年前、イスラエルの小さな町ベツレヘムの馬小屋で生まれた救い主キリストの誕生をお祝いする日です。つまり神様が人類の救いのために、愛するひとり子を私たちにプレゼントしたということです。世界中の人々は、クリスマスの日に離れ離れの家族は一緒に過ごし、戦争中の国は停戦をし、友達や恋人達は一緒に食事を共にし、プレゼントを交換します。

そして世界中の沢山のサンタクロースは子供たちへのプレゼントで大忙しです。クリスマスは世界中で愛と平和と喜びが飛び交うシーズンなのです。今回はクリスマスにちなんだ短いお話をプレゼントします。

あるところにとても貧しい夫婦がいました。二人はたいへん愛し合っていました。クリスマスが近づいてきたとき、お互いにプレゼントを何にしょうかと考えます。

夫は妻に素敵なプレゼントを考えていました。妻もまた愛する夫へ心こもるプレゼントを考えていました。夫は思いつきました。妻の長いそして大そう美しい髪を梳(と)かす飾り櫛を贈りたいと思いました。彼はお店に行きましたが、その櫛を買うにはお金が足りませんでした。そこで自分がとても大切にしていた、たった一つの腕時計を売って飾り櫛を買うことにしました。
妻も思いつきました。夫の腕時計のバンドがとても古くなっていたのでバンドを贈りたいと思いました。彼女は時計のバンドを買いにお店に行きましたが、そのバンドを買うにはお金が足りませんでした。そこで彼女は、自分の美しい長い大切な髪を売ってバンドを買うことにしました。

クリスマスの夜、ろうそくの光が部屋を照らすなかで二人はプレゼントを交換しました。そして互いがプレゼントを開けて見ました。一時の静かな沈黙のあと、二人は喜びと幸せに満たされました。一番大切なものを人に与え、与えられるという本当の愛のプレゼントをもらったからです。

メリー・クリスマス!

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