皆さんこんにちは井之上 喬です。鬱陶しい毎日が続きますが、お変わりはありませんでしょうか。
私が副会長を務めています学術団体グローバルビジネス学会(The Society of Global Business)の「第3回全国大会」が、来る7月4日(土)と5日(日)の両日にわたって早稲田大学国際会議場(井深大記念ホール)を主会場に開催されます。
大会実行委員長には白井克彦氏(放送大学学園理事長・前早稲田大学総長)が就任しています。
夢や希望のある魅力あふれる地方に
第3回全国大会では、「地方創生とグローバルビジネス」(Revitalization of Japan’s Local Economies and the Role of Global Business)を統一テーマにしています。
初日は地方創生を国家的テーマに推進する、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部 地方創生総括官の山崎史郎氏による基調講演をはじめ、地方創生のための様々な試みを行っている長野県知事の阿部守一氏をはじめ企業や大学、そして地方金融機関などからのパネリストによる討論が続きます。
この「まち・ひと・しごと創生本部」(地方創生担当大臣:石破茂衆議院議員)は、人口急減・超高齢化という大きな課題に対し政府一体となって取り組み、各地域がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会を創生できるように、昨年9月に設置されたもの。
「地方が成長する活力を取り戻し、人口減少を克服する」。そのために、国民が安心して働き、希望通り結婚し子育てができ、将来に夢や希望を持つことができるような、魅力あふれる地方を創生し、地方への人の流れをつくるといったことを基本目標に掲げています。
こうした背景を踏まえ、第3回全国大会では、「地方創生とグローバルビジネス」を統一テーマに採択しました。
地方創生〜成功のための課題はなにか?
基調講演に続き、国際経済連携協定研究会によるTPPが創出する日本経済、とりわけ地方経済に与えるインパクトについての報告と討論が渡邊頼純氏(慶應義塾大学教授)やラリー・グリーンウッド氏(元米国APEC大使)らにより行われます。
さらには地方創生を掲げる自治体首長(湯崎英彦広島県知事)、地元企業家ら4名の発表者により、地方創生の現状と直面する様々な課題などについて語っていただきます。
2日目は会場を早稲田キャンパス3号館 701号室/702号室に移し、グローバル「人材教育におけるエンタテインメントの役割」(湯山茂徳氏)、「地域ブランドに関する法律について」(野崎雅人氏)、「投資協定の利用により保護される投資家の範囲」(牧野達彦氏)、「MBAコースで、パブリック・リレーションズ教育に挑戦する」(北村秀実氏)など学会員の優れた研究成果の発表が行われます。
グローバルビジネス学会(理事長:小林潔司 京都大学大学院教授/会長:丹羽宇一郎 前中国大使、伊藤忠商事前会長)は、グローバルビジネスに関する研究発表、知見や知識の交換、会員相互および内外の関連学会と連携強化を図ることにより、国内経済の活性化はもとより、世界経済の発展に寄与する人材育成を目的に学術団体として20012年4月に設立されました。
当学会が主催する第1回全国大会は一昨年、今回と同様に早稲田大学国際会議場(井深大記念ホール)において「多極化におけるグローバリゼーション」を統一テーマに開催されました。
「第2回全国大会」は昨年、「日本型クリエイティブサービスのグローバル化―世界に広がる日本のおもてなし」を統一テーマに京都大学を会場に開催。
現在、第3回目の開催準備を進めている最中ですが、「国内経済の活性化はもとより、世界経済の発展に寄与する人材育成を目的」とした当学会の役割やプレゼンスの高まりを皆さんと共有できれば幸いです。
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■グローバルビジネス学会「第3回全国大会」への
参加申込み
日時・会場:
7月4日(土)早稲田大学国際会議場(井深大記念ホール)
7月5日(日)早稲田キャンパス3号館 701号室/702号室
※全国大会の詳細プログラムについては、
http://s-gb.net/news/1539 を参照ください。
参加費と参加申込み (定員制)
・学生:大会参加費 無料/懇親会3,500円
・一般:大会参加費5,000円/懇親会5,000円
・会員:大会参加費4,000円/懇親会5,000円
※参加申込みは同学会のホームページ
( http://s-gb.net/ )の
「申込みフォーム」をご利用ください。