トレンド

2017.09.10

スポーツの秋にうれしいニュース〜桐生選手、陸上100mでついに10秒の壁破る!

皆さんこんにちは井之上 喬です。
9月:長月に入ってスポーツの秋はこれからが本番。身近なところでは小・中学校の運動会のシーズンでもありますね。

東京オリンピックに向け大きな弾みに

そんな9月9日、陸上界で待望の大記録が誕生しました。
桐生祥秀選手(東洋大)がついに陸上100mで日本人として初めて9秒台の9秒98(追い風1.8m)を記録しました。本当におめでとうございます!

桐生選手と言えば、京都・洛南高校3年生の2013年織田記念国際で当時日本歴代2位の10秒01をたたき出し、9秒台に1番近い選手として注目されてきました。

希代のスプリンターは9秒台の大本命でありながら、大学進学後はケガや挫折を味わってきたことは皆さんもご存知のことと思います。最近でも、2016年夏のリオデジャネイロオリンピック100mでも日本勢でただ1人、予選落ちの憂き目をみたり、今年6月の日本選手権では4位に沈み、100mでの世界選手権代表の座も逃しています。学生時代最後の試合で、アフリカ系以外は数人だけという9秒台達成の喜びはひとしおだと思います。

多くのライバルの台頭、周りからのプレッシャーもあったことは想像に難くなく、その意味からも日本の陸上短距離界をリードしてきた桐生選手が日本人として初めて10秒の壁を破ったことは大いに称賛されます。

これをきっかけに9秒台予備軍の日本人選手もプレッシャーがほぐれ、桐生選手に続く9秒台ランナーが出てくるのではないでしょうか。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け大きな弾みになるのは確実です。

若者よ自分の限界に挑戦しよう!

実は私もかって水泳で前回の東京オリンピックを目指していた一人でした。スポーツに取り組んでいると、様々な壁や障害に直面することが多いと思います。

挫折しそうになることも多々あると思いますが、人生で目一杯自分の限界に挑戦できる機会は若い時期に限られると思います。

苦しいことも経験すると思いますが、目的をしっかり持ち、その達成のために自らを極限状態におく体験はその後の長い人生のなかで大きな糧となるはずです。私も高校時代のスポーツ経験があってこそ現在の自分があると考えています。若者よ恐れずに自分の限界に挑戦しましょう。

9月10日の朝刊の桐生選手のうれしいニュースの一方で、パブリック・リレーションズ(PR)に携わる一人としてすこし気になる報道に関する印象もあります。

翌9月11日は、あの2001年の衝撃的な「アメリカ同時多発テロ事件」から16年、そして東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から6年半の節目でもあります。特にアメリカの同時多発テロ事件については、いまでも様々な説が語られており真相は謎のままです。

そんな9月11日の月曜日は一斉の新聞休刊日に当たります。業界の決め事なのでしょうが、個人的には違和感があります。

9.11そして3.11を風化させてはいけないと改めて強く感じた9月10日の日曜日でした。

書籍

注目のキーワード
                 
カテゴリ
最新記事
アーカイブ
Links

ページ上部へ