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2016.06.02

日本人2名のエベレスト初登頂〜世界の最年少記録は13歳で最年長は80歳

皆さんこんにちは井之上 喬です。

先週は、日本で8年ぶりとなる主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)が催され、無事に閉幕。そして5月27日には現職のアメリカ大統領としては初めて、オバマ大統領が被爆地・広島を訪問し、世界中の注目を集めました。

日本経済新聞社の世論調査(5/29)によれば、オバマ米大統領の広島訪問について「評価する」が92%に上り「評価しない」は4%にとどまったといいます。また、欧米メディアも総じて好意的に報道し、米国の現職大統領として初の広島訪問は国際規模で強い支持を集める結果となったようです。

さて日本中がサミットの報道で沸き返っている中で、もう一つのサミット、エベレスト登頂に関する2つのニュース(5/27付)が目を引きました。

19歳女性と聴覚障害登山家(51歳)

1つ目のニュースは、早稲田大の女子大生、南谷真鈴さん(19歳)が5月23日に世界最高峰エベレスト(8848メートル)登頂に成功したというニュース。

「日本ヒマラヤ協会」(福島市)によると、これは日本人最年少の登頂になるようで、それまでの記録は1週間前の19日に登頂を果たした東京経済大学3年の伊藤伴さん(20)だったそうです。

南谷さんは本人のフェイスブックで「なんだか自分でも信じられません。友人や家族をはじめ感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしています。

南谷さんは昨年10月には、ネパールにある世界第8位のマナスル(8163メートル)の登頂に成功。これも日本人最年少での8000メートル峰を登頂し、女性では世界最年少の同山登頂を達成したとのこと。

さらに今年1月には、南極大陸最高峰のビンソン・マシフ(4897m)の頂を踏み、そのままスキーで南極点にも到達したという、何とも凄い女子大生ですね。

2つ目のニュースは聴覚障害を持つ登山家の田村聡さん(51歳:東京都立川市在住)が5月21日にエベレスト登頂成功というもの。 

この登頂は、立川市によると耳が聞こえない人の登頂は世界で初めてだとか。また全日本ろうあ連盟は、海外のケースは分からないが日本人では田村さんが初とみられるとしています。

田村さんは登山歴37年で、3回目の挑戦で成功。立川市を通じ「酸素マスクのトラブルがあり、苦しい登頂でしたが、全力を尽くしました。ただ生きて下山することに精いっぱいでした」とのコメントが寄せられています。6月初旬に帰国予定とのことです。
 
世界の初登頂記録を見ると、2010年5月に米国の当時13歳の少年が登頂に成功し世界最年少記録を更新。14年にはインド人の当時13歳の少女が中国チベット側から登頂し、女性世界最年少記録となったとAFP通信が報じています。

日本人のエベレストへの挑戦

エベレストに世界で初めて登頂に成功したのは、1953年5月29日午前11時30分(ネパール時間)のことで、ニュースは世界を駆け巡り少年時代の私の脳裏にも強く残っています。

人類初となる快挙を成し遂げたのは、ニュージーランド出身の登山家、冒険家であり養蜂家のエドモンド・ヒラリー(2008年1月没)とチベット人シェルパのテンジン・ノルゲイ(1986年5月没)でした。

ヒラリー卿が、世界最高峰を極めて以来、登頂成功者は5,100人を超えるといわれます。登頂者数を国別に見ると、第1位はネパール(2,264人)、以下 米国 536人)、中国 (299人)、 英国 (264人)、そして第5位が 日本の168人。

日本人の初登頂は、ヒラリー卿の世界初登頂から17年後の1970年5月11日のことでした。

日本人のエベレスト(8848メートル)初登頂は松浦輝夫さん(2015年11月没、81歳)と世界で初めて五大陸最高峰を登り、その後マッキンリーで消息を断つことになる植村直己(1984年2月没、43歳)によって実現されたのでした。

この歴史的な登頂にあたり、頂上直下で7歳後輩の植村さんが「松浦さん、頂上を先に踏んでください」と譲った話は山男の美談として語り継がれています。

これまで日本人の登頂者は、168人(延べ213人)で、男女別に延べ人数を見ると男性196人で女性17人、登頂者の平均年齢 は、41.5才程度。これまで、登頂者のうち8人(男性6人、女性2人)が急性高山病や転落などで亡くなっているとのことです。    

日本人はエベレスト登頂について3つの輝かしい世界記録を有しています。プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さんの世界最高齢記録(登頂時80歳)と登山家の田部井淳子さんが1975年に達成した女性として世界初となる登頂、そして前述した聴覚障害を持つ登山家の田村聡さんです。

日本人が初登頂1970年は、丁度、私の経営する会社(株式会社井之上パブリックリレーションズ)の創業年にあたります。パブリック・リレーションズ(PR)は、すそ野が広く、高度な知見が求められます。

今後とも、パブリック・リレーションズを通し、平和で希望ある社会づくりを目指し、より高みを極めていきたいと思います。

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