トレンド

2015.11.19

世相を反映する2015年ランキング〜有力候補に「五郎丸ポーズ」

皆さんこんにちは井之上 喬です。

この季節になると「読者が選ぶ10大ニュース(国内/海外)」とか「2016年ヒット予測」など様々な年間ランキングや来年の予測がメディアで紹介されます。その年、その年の世相を反映していて、いつも楽しみに目を通しています。

先週11月10日、ユーキャン2015年「新語・流行語大賞」の50候補が発表されました。「新語・流行語大賞」は、国内で紹介されたもので、今年、話題になった言葉を選ぶもの。2015年の新語・流行語大賞トップ10は、12月1日に決定します。

多くの候補に安保法案関連の言葉

候補の中には、「戦争法案」「シールズ」「国民の理解が深まっていない」「アベ政治を許さない」「自民党、感じ悪いよね」や、安倍首相が野党議員に対して言った「早く質問しろよ」など、安保法案関連の言葉が多く入っていました。

また、集団的自衛権の必要条件である「存立危機事態」や「駆けつけ警護」といった言葉も候補入り。 このほかに、ラグビーのワールドカップ(W杯)で注目を集めた五郎丸選手のキック前のルーティーンを指す「五郎丸ポーズ」や、中国人観光客の「爆買い」、企業が内定を出した学生に他企業への就職活動を終了するよう迫る「オワハラ」などがノミネートされています。

過去5年の流行語大賞受賞語を見ると、2010年「ゲゲゲの」、11年「なでしこジャパン」、12年「ワイルドだろぉ」、13年「お・も・て・な・し」(この年は「じぇじぇじぇ」「今でしょ!」「倍返し」が複数受賞)、14年「ダメよ〜ダメダメ」となっています。

果たしてどの言葉が、2015年新語・流行語大賞トップ10に輝くのでしょうか?是非、 12月1日の発表にご期待ください。

今回の新語・流行語大賞の選考委員会は、姜尚中(東京大学名誉教授)、俵万智(歌人)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、箭内道彦(クリエイティブ・ディレクター)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)の各氏で構成されているとのこと。

■「インバウンド2000万人時代」へ

一方、こちらは「2016年ヒット予想」。日経産業地域研究所は大学教授や企業関係者、評論家など88人を対象に来年注目されそうな商品、サービス、技術など45のキーワードを基に調査を行い、その結果が日経産業新聞(11/12)で紹介されました。

首位にランクされたのは、「インバウンド2000万人時代」。来年に2000万人台が確実視される訪日外国人観光客(インバウンド)が日本経済に大きく貢献しそうだとの予想です。

2位は「クルーズトレイン(豪華列車)登場」となりました。JR九州が13年に運行を始めた豪華寝台列車「ななつ星in九州」は最近の申し込みの平均抽選倍率が33倍と高く、いまだに予約が取りにくいほど人気だとのこと。

JR九州の豪華列車に続き、JR東日本は来春にも上越新幹線の新潟エリア(越後湯沢―新潟間)に臨時列車「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」の運行を開始予定。また、奥羽本線・五能線(秋田―弘前・青森)でも新型車両を夏に投入するなどで豪華列車の盛り上がりは必至とのこと。

3位は、「周年事業で盛り上がる二大テーマパーク」。東京ディズニーリゾートの東京ディズニーシー(TDS)とユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)はともに開業15周年の節目を迎える。「円安で値上げが相殺されるTDRと、京都観光とセット化できるUSJはインバウンドから支持を集めそう」と見られています。

4位は「北海道新幹線開業」。16年3月末に開業する北海道新幹線は1日13往復。運賃は競合する航空路線より2割弱安くなるようです。「本州と北海道が新幹線でつながるインパクトには大きなものがあります。国内旅行の好調も追い風」と期待が寄せられています。

5位は、来年8月開催のリオ五輪/パリンピックで、2020年の東京オリンピックへの機運も高まりそうです。こうした理由もあって「東京五輪待ったなし」が6位にランクされました。

7位以下は「定額配信サービス第2幕」、「リニューアル銀座」(8位)、「進む車の運転技術フリー(自動運転・自動ブレーキの進化)」(9位)、そして「マイナンバー」(10位)となっています。
さて来年は、この「2016年ヒット予想」はどのような結果となっていますでしょうか?今から楽しみですね。

こうしたランキングもパブリック・リレーションズ(PR)の視点で戦略構築を行うことで結果も違ってくるように思います。

書籍

注目のキーワード
                 
カテゴリ
最新記事
アーカイブ
Links

ページ上部へ