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2015.04.30

「ニュース検定」をご存知ですか?〜情報感度を高め”PRの潮目”を的確に読む

皆さんこんにちは井之上 喬です。
いよいよGW突入!皆さんはどのような計画を立てていますか?
まとめて休みを取れる良い機会です。新緑の中で有効に時間を使いたいですね。

私はカレンダー通りですが、5月2日から6日までの5連休はエキソサイズや読書をするなど、久しぶりにゆっくり過ごす予定です。

新年度の目標に検定へチャレンジ

新年度がスタートして1カ月が過ぎました。新たな目標を設定し頑張っている方も多いのではないでしょうか。さまざまな資格・検定取得も目標設定には良いですね。

その中の1つに「ニュース検定」があります。
正式には「ニュース時事能力検定」で、特定非営利活動法人日本ニュース時事能力検定協会をはじめ、株式会社毎日教育総合研究所および全国の新聞社や放送局が共催しています。

新聞やテレビのニュース報道を読み解くための「時事力」を認定するもので、「時事問題」の理解に欠かせないキーワードや、社会の仕組みと流れについての知識を小学校中高学年から中学校1年レベルの5級から、程度の高い1級まで6段階に分けて測定する唯一のニュース検定試験です。

同協会のホームページによると、ニュース検定の5つの特徴として、1)第一線のジャーナリスト、学識経験者らで構成されたスタッフが、今を読み解くために必要なテーマを厳選して出題しているとしています。

また、2)政治、経済、暮らし、国際問題、社会・環境の5テーマからバランスよく出題され、総合的な時事力を測ります。3)検定級は6段階に分かれており、学生から社会人まで各受検者の到達目標に合わせた受検が可能。4)受検者全員に「結果通知」が送付され、全ての問題の正誤表や解答をもとに受検者が復習したり、弱点の克服が容易となります。5)使いやすさに配慮した公式テキストや問題集を使って自学自習も可能で、「どのように勉強したらよいかわからない」といった不安を解消し、学びやすい教材となっています。

また、「時事力」が基盤を固め、情報感度を高めるとし、時事力については、歴史の縦軸、世界の横軸の中心に自分を置き、様々なテーマを自分の問題としてとらえる習慣が身につくことで備わる能力としています。

この時事力は、激変する現代社会で求められる力の土台となり、また膨大な情報から必要な情報を取捨選択して社会で活用する「情報感度」の中核を構成するとし、検定に挑戦し、自分の時事力の客観的把握をとおして「情報感度」の高まりを実感することを促しています。

ニュース検定の全国の累計志願者数は、2007年の第1回から2014年度までで小学生から高齢者まで22万人以上に達しているとのこと、2015年度は6月21日(日)と11月22日(日)に一般受験を実施予定とのことでから今から準備を進めチャレンジしてはいかがでしょうか。

的確な情報分析で外部環境を把握する

パブリック・リレーションズ(PR)の仕事では、基本的なイロハのイとして新人社員がまず覚えるのがクライアントの動向を中心とした記事のモニタリングです。

朝、出社すると多くの新聞、雑誌そしてオンラインの媒体に目を通し、クライアントに関連する記事情報を取捨選択し報告します。
この作業は毎日続き一見地味な仕事ですが、記事の内容を分析することが、次のPR戦略を立てる上で重要なことは言うまでもありません。

クライアントについての直接関連情報だけではなく、時には競合情報、そしてグローバルを含めた業界全体の動向を把握、ひいてはクライアントを取り巻く外部環境の変化を把握することで、最適なPRコンサルテーションが可能になるからです。

毎日の情報収集と分析をベースに、タイミングを見極めて戦略的なPR活動を実行に移しPRの目的を最短で実現する。このようなダイナミックなPR活動の”潮目を読む”ためにも、日々の膨大な情報を的確に分析する能力がPRパーソンには求められているのです。
情報感度を高め外部環境を把握することは、ニュース検定の目的と相通ずるものがありますね。

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