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2014.05.01

東京の空の玄関口、羽田空港にみる国際化〜国際交流促進へ人材育成を強化しよう

皆さんこんにちは井之上 喬です。
ゴールデンウィーク(GW)真っ只中ですね。私は残念ながらカレンダー通りです。皆さんのご予定はいかがですか。

GW期間の旅行者数は海外、国内ともに減少?

4月上旬に今年のGWの旅行者数の見込みが発表になっていました。それによるとJTBは、GWの旅行者数が前年同期に比べ3.8%減り2243万人になると予想していました。

前年割れは3年ぶりでその理由としては、前半が飛び石連休となることに加え、円安傾向で海外旅行が低迷、国内旅行も消費税増税の影響を受ける、などの要因を挙げています。

この調査は4月25日?5月5日の期間に1泊以上の旅行をする人を対象にしたもので、JTBの販売状況と航空会社の予約などから他社を含めた業界全体の動向を推計しています。

海外旅行は11.4%減の47万人で、アジア方面の旅行の不振が目立つとのこと。内訳をみると中国が11.7%減、韓国も23.7%減、非常事態宣言が解除されたタイも17.1%減となっています。

国内旅行も3.6%減の2196万人にとどまる見通しで、平均費用は3万4400円で4.2%減となり消費税増税に備え、耐久消費財などの購入を優先したことが国内旅行の減少にも現れているのではないかとしています。

人が移動することの経済効果が大きいだけに、GW明けの最終的な集計結果が注目されるところです。

人の移動と言う面で注目されるのはやはり2020年の東京オリンピック開催ですね。開催に向けたインフラ整備が各方面で着手されていますが、東京の空の玄関口である羽田空港では国際線ターミナルの拡張が進んでいます。

拡張ターミナルにできた「祈祷室」

羽田空港国際線旅客ターミナルがオープンして3年半が経過しましたが、3月30日に拡張した新施設が供用を開始しました。飛行機が駐機するスポットが増え、これまで深夜・早朝便がメインだった羽田の国際便の昼便が拡充されました。

また、就航地もこれまでのアジア中心から欧州、米国などの長距離便も増え、ルフトハンザ航空もミュンヘン、フランクフルト便の羽田就航を開始。

この拡張により年間6万回だった羽田空港の国際線発着数は9万回へと大幅に増加するそうです。

拡張ターミナルビルの片隅には24時間利用可能な「祈祷(礼拝)室」が新しく設置されています。

以前ドイツのフランクフルト空港でトランジットした折に、空港内でカトリック、プロテスタント、イスラムなどの礼拝室を目にしましたが、今回の羽田での設置はハブ空港化をめざし、多様性を重視した、真の国際空港への取り組みの1つとも考えられます。

さまざまな国の人々が出入りする国際空港では当たり前のことかもしれませんが、世界の宗教、文化に目を向ける新たなきっかけになると良いですね。

これからの日本にとってグローバル化は大きなテーマになっています。それぞれの立場で国際化に取り組むことが必要だと思いますが、とりわけ昨年やっと1000万人を突破した訪日外国人の数をさらに2倍、3倍と増やす目標を掲げている日本政府にとっては、ハード面の整備に加え人材を含めたソフト面の施策強化に取り組んでほしいものです。

パブリック・リレーションズ(PR)の世界でも、国際化、グローバル化は以前から大きな流れになっています。

私が経営する会社でもそのような大きな流れに対応できる人材の育成に取り組んでいますが、PR業界としても新たな取り組みを強化しなければ世界から取り残されてしまうと強く感じています。

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